おはようございます。
親子留学がゴールの英会話教室講師、船山直子です。
現在は家族とともにシリコンバレーに住み、外国人先生と日本人先生がダブルでがっちりサポートするオンラインの英会話スクールを主宰。
また、シリコンバレー・ハワイの親子留学をサポートをさせていただいています。
今回は、前半で帰国子女の帰国時の英語力の把握の仕方、後半で英語力をキープするための方法についてお話しします。
さて、私自身、現在アメリカに駐在中の身。
だから、すっごい分かることがあるのです。
駐在って、たいていうらやましい。海外くらしいいな~って言われます。
もちろん、すっごく私も今の暮らしに幸せを感じ、主人の会社にも感謝の日々。
でも、ここでひとつ、駐在の悩み、お伝えしましょう!
未来が不明!予定が未定!!!
まあ、2~3年とか、短い方だと1年半くらいとかね、なんとなーく予定を言い渡されて、海外赴任されるからもいらっしゃいます。
でもね、会社の状況次第で急に帰国になったり、滞在がのびたりするのが、当たり前なんですよ。

今年のコロナで、ものすごい数の駐在友達が日本に帰国していったんですよ~。
そういったお友達からのお悩みのNo.1!
帰国子女の子どもたちの英語力をキープしたい
いつも、この話をお聞きすると、必ずお伝えすること。
まずは、どのくらいの時間を英語環境でキープしたらよいのか、を考えてみましょう。
たいてい、帰国直後に、お子様がどのくらい話せるのか、理解しているのかを親御さんが理解されていないことが多いんです。
このレベルって、数値化するのは難しいんです。
だから、私からのアドバイスは、だいたいでいいので、駐在中、毎日お子様が英語環境で過ごした1ヶ月の平均時間を計算して、1日に何時間英語で過ごしていたか、英語環境にいたのか、を割り出してみてください。と言います。
そこから、これからの毎日、どのくらいの時間を英語で過ごすように気を付けて行けばいいのか英語環境を作ればいいのか、目安にするんです。
チョット一緒にやってみましょう。
(例)
– 現地の小学校に通い、8時から14時ずっと英語で生活した
– 放課後遊ぶのは、ほとんど日本人の友達と日本語だった
– 家ではほとんど日本語だった
– 週に1回英語の家庭教師の授業が1時間あった
– 宿題は毎日1時間だった
この場合は、放課後、家での時間を除いて、ほかの時間を計算してみます。
6時間(8時から14時)X 20日間/1ヶ月 + 宿題20時間 + 4時間 = 144時間/1ヶ月 → 4.8時間/日
1日の時間に割り出すと、少しわかりやすいですよね。
毎日、土日も含めて、5時間は英語が聞こえる環境で、駐在中過ごしてきたということです。
培った英語力は、急にゼロになることはありません。でも、キープしたいのであれば、これが次の目標になります。
割り出した1日の英語時間の三分の一の時間を、毎日英語環境にする努力をする
この三分の一ってね、無理せず続けるための目安だと思ってください。
5時間できるなら、5時間されればいいと思います。
が、たいてい無理です。
日本に帰るとね、先ずは日本の学校に馴染み、日本の勉強に追いついていくことを第一に考えていかなければなりません。
そうなるとね、5時間も英語でってやってられないです。
どんな時も、無理は禁物!
生活を続けられる範囲で、続けられる範囲、その最大が三分の一である人が多い、という目安です。
この例だと、1時間40分、毎日英語で過ごす時間を確保するように努力する
ということです。
ここで大切なのはね、この数字をママがおおよそ理解しているということ。
この数字を持っているだけで、「ああ、出来ていないで来ていない」「英語力がどんどん落ちていく」と悩むことはありません。
ちゃんと毎日続ける目安になると思います。
ここからは、具体的な英語生活を続ける方法について、お話しします。
私のおすすめは、ラジオ。
寝る前の30分を海外のラジオを聞くようにしてみるのはどうでしょう?
シリコンバレーの若い子たちが聞いているのは、99.7だそうです。
歯を磨きながら、お風呂に入りながら、何でもいいですよ。
スマホから海外のラジオを聞く、などもお勧めです。
そして、小学校から帰って、幼稚園から帰って、15分でいいです。
音読練習を続けましょう。
小さい間、子どもたちが嫌がったら、ママが読む。という習慣を付けましょう。
そして、お子様の成長に合わせて、きちんと本をグレードアップしましょうね。
自宅勉強お勧めアプリ1.
アメリカの学校でも教材として使われているRaz Kids。

本がたくさん入っているリーディング教材です。
本を読むたびに、その内容についてクイズがついています。
こういった、教材アプリがたくさん発達しているから、アメリカではオンライン授業がコロナの中ですぐに成り立ったんじゃないかな、と思います。
自宅勉強お勧めアプリ2.
もう一つ、サイエンスや算数に関連するビデオが面白い、BrainPop Juniorも子供たち好きです。

これも、私の住む地域では学校から支給されるのですが、有料アプリです。
でもね、年間購読すると、そこまでお高くないし、おすすめです。
自宅勉強お勧めアプリ3.
ABC Mouse.

我が家では、5歳の娘に使っているアプリです。
ABC Mouse自体は2歳から8歳対象です。
自宅勉強お勧めアプリ4.
ABC Mouse対象年齢よりも、大きいお子様に。
ABC Mouseと同じクリエイターによるAdventure Academy

息子もAdventure Academyをやりたがるのですが、何しろ毎日学校の課題とプログラミングなどの習いごとが忙しく、なかなかこのアプリまでたどり着きません(;^_^A
自宅勉強お勧めアプリ5.
そして、息子を忙しくしている、塾の代わりに家で取り入れている勉強アプリがIXLです。

これはどちらかというと、楽しむというより、ひたすら繰り返して練習させるアプリです。
インターナショナルスクールに通っていたので、日本にいた頃から購読しているのですが、なんと教育を受ける国を選べます。
国によって、教育要綱って違いますからね。だからアメリカを選べば、アメリカの小学生の5年生が学びわかっておくべき問題を解くことができるんです。
出来る範囲で続けられることを、見つけてあげることがとっても大切なんです。
それにね、帰国されてから「英語が周りよりも出来る子」と認識され、自信を付けられるお子様が実はとても多いのです。
自信がつくと、やる気に代わるのは早いもの。
本人のやる気に火が付くまで、ママパパがしっかりサポートしてあげましょう。
さあ、そのサポートしてあげる際に、英語を学んでいく順番、方法について自信がない!
助けてほしい!という方は、是非こちらからご相談くださいね。
帰国子女のサポートもしながら、自らも駐在生活中の直子先生が、フィリピンの英会話センターとしっかりがっちり面倒を見るプランはこちらです^^
最新のおすすめアプリや、教材も上手に活用しながら、しっかり英語環境をキープしていきましょう。

