おはようございます。
親子留学がゴールの英会話教室講師、船山直子です。
現在は家族とともにシリコンバレーに住み、外国人先生と日本人先生がダブルでがっちりサポートするオンラインの英会話スクールを主宰。
また、シリコンバレー・ハワイの親子留学をサポートをさせていただいています。
私の住むシリコンバレーでは、
去年3月から、すべて学校授業はオンライン。
コロナで学校が閉鎖されてから、
一度も学校では授業が再開されたことがありません。
コロナの感染状況により、週に2日午前中だけから、徐々に再開される
とか聞いていますが、
何しろ、カリフォルニアの感染状況は最悪なままです^^;;
オンライン授業のことは、Distance Learningと呼ばれています。
どんな1日を過ごすか、お伝えしますね。
先生がオンラインで授業してくれるスケジュール
こちら!
8:00 – 8:45 Morning Meeting / Language Arts
9:45 – 10:15 Math
12:00 – 13:00 Science, Social, Crafts…

あれ?この開いている時間は?
お気づきになりましたか?
これ、キンダー5歳の娘のスケジュールなんですが、
ミーティングとミーティングの間の時間は、それぞれ習ったことに関する
ワークシートをやります。
つまり、親の登場というわけです。
先生もね、働いている親もいるし
親が居なくても自分ができるように
子どもたちに指導してはくれているのですが、
時間も、何時なんだか、わかってるかわかっていないか、
みたいな子たち。
勝手にスケジュール通りに進むわけはありません。
下の娘の授業は、なんだかんだ、
家事や仕事をしながら、一緒に聞いています^^;
ミーティングが終わってから
先生じゃなくて、ママが
「はい、じゃ、このプリントやるよー」
って言っても、
「OK、やろうやろう」
ってなる子。
希だよね。
基本は、Later Later!後で~
とか、
NetFlix見る~
とかになります。
それを何とかなだめすかして、毎日7,8枚プリント仕上げるのです。
結構な重労働に目が回りますわ。。。
とはいえ、オンラインvs 対面授業の、学習の進捗度合い
知ってますか?
オックスフォードが行った調査では、
なんと、ほとんど、または全くオンラインでは、進度に変わりがなかった。
ショーック!!
私の考えからするですね。
大人の目がないところで、新しいことを学ぶ子どもたちが
勝手に何かすごくできるようになるなんて、
ない!ということです。
オンラインの効果がないのではなくて、
先生が直接生徒と触れ合って、進度を確認できないなら
親が見るしかない。
10年後に、今小中学生の子どもたちが
「コロナ世代」とか、
言われないために、
責任がとれるのって親だけだ!と思いませんか?
だから、毎日、本当は面倒だし、
あー自分でやれ==
とか、思うけど、
娘の課題はすみずみまで 見ます。
どのくらい理解しているかを、親が分かっていること
すっごく大切です。
5年生の兄の場合、
もう少しミーティング時間が長いのです。
そして休憩時間が短く、宿題、課題が多い;;
だから、娘と息子は、休憩時間も
少しずつ違うんですよ。。とほほ。
兄もね、5年生とはいえ、
特に、苦手なライティングの課題は
提出の前に必ず見せなさい、と厳しく言っています。
息子には、オンラインでいい加減な態度を取っていたら
困るのは数年後の自分だ、という話をよくしています。
とにかくね、数か月でおわるか?
と思っていたコロナが終わらなかった。
ということは、もうしばらく付き合っていくしかないんですよ。
このオンライン授業は、短期的な考えで
まあ、コロナが開けて、学校にもどったら
ちゃんとするから、なんて思っていたらダメなんだ。
そんな風に自覚をし始めた。
というところです。
日本では、学校は閉鎖されないと聞いていますから、
我が家とは状況が違うと思います。
でもきっと、
「コロナが終わったら、ちゃんとする」
とか、思っている場合ではない。
というのは世界共通。
コロナの間、やりたいけど休んでいるというようなことがあったら、
是非今できることを探してみて!
そこにオンラインで続けられる選択肢や、
ご自宅でできることってきっとありますから。
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